マイキープラットフォーム（図書館含む市民サービスへの共通認証機能の導入基盤）
サービス/システム
サービス概要
マイキープラットフォームは、インターネット接続系システムで公的個人認証サービスを利用するために必要な認証基盤。これにより、様々な自治体サービスの窓口において、マイナンバーカードを利用することが可能になる。類型①②（下記「サービスの機能」にて詳述）に分けてサービスを提供。
サービスの特性／優位性
類型①②共通
- 自治体が提供するインターネット接続系のシステムのみ利用可能
- プラットフォーム側で各機能が提供されることから、導入コストの低減、迅速な導入が可能
- プラットフォーム利用料と公的個人認証サービスの電子証明書失効情報の提供に係る手数料が無料であることから、運用コストの低減が可能
- サービス毎に発行される固有のユーザ識別子（PPID）を利用することで、セキュリティリスクの低減やプライバシー保護が強化
- カード読取画面・機能の提供により、自治体システムの導入負担が軽減
サービスの機能
類型① (対象：Windows PC)
※カード読取機能・有効性確認機能（利用者証明用）はPINなしのかざし利用に対応
類型②
- サービス利用時に暗証番号の入力を求めないサービスが対象
- カード読取画面・カード読取機能
- 有効性確認機能
- 電子証明書（利用者証明用）の失効状況を確認する機能（確認方法：OCSP*）
※カード読取機能・有効性確認機能（利用者証明用）はPINなしのかざし利用に対応
類型②
- マイキープラットフォームの有効性確認機能のみ利用したいサービスが対象
- 有効性確認機能
- 電子証明書（利用者証明用）の失効状況を確認する機能（確認方法：OCSP/CRL）
- 利用者証明用電子証明書に紐づく署名用電子証明書の失効状況を確認する機能
- 本人確認した利用者に対し、仮名識別子（PPID）を提供する機能
サービス分野
共通基盤・汎用ツール・モジュール
サービス分類
共通基盤
タグ
なし
サービス購入者
自治体
サービス紹介サイト
マイキープラットフォームに関するウェブページのURLを掲載予定
問い合わせ先
導入手続き
導入手順
- 問い合わせ先に申請し、システム連携仕様書など必要な情報提供を受ける。
- 既存システムを担当しているシステム開発ベンダーと受領した情報の内容を確認し、自治体側で既存システムの改修または新システムを開発する。
価格（ご参考）
初期導入費：各自治体のシステム改修・導入費による
運用・保守費用：利用料無料
運用・保守費用：利用料無料
導入にかかる所要時間（ご参考）
約1か月※共通基盤の導入のみ
サポート体制（導入時・導入後）
サポートあり（導入時、導入後）
※デジタル庁マイキープラットフォーム担当による
※デジタル庁マイキープラットフォーム担当による
導入実績
導入自治体数
約10（予定）
導入自治体名
- 兵庫県三田市 図書館システム
- 宮崎県延岡市 図書館システム/オンライン申請とデジタルチケット/オンライン面談相談
- 茨城県日立市 図書館システム
- 岡山県備前市 図書館システム
- 兵庫県姫路市 市民向け簡単セキュアプリント
- 埼玉県戸田市 図書館システム
- 兵庫県養父市 オンライン投票選挙/避難所管理のデジタル化
その他
2023年9月より上記団体にて先行的に利用開始。一般利用開始は2024年4月予定。