APIゲートウェイ「Kong Gateway」

サービス/システム

サービス概要

Kong Gatewayは、複数のマイクロサービスが提供するAPIを一元的に管理しルーティングを制御する機能を提供するAPIゲートウェイモジュール。認証機能やセキュリティ対策を講じていないAPIの前段に導入することで、システムのエンドポイントにこれらの機能を追加することができる。

サービスの特性/優位性

  • オープンソースソフトウェアで、特定のクラウドサービスに依存せず任意のオンプレ/クラウド環境にて無料で利用できる
  • アクセスキー認証やIP制限などの一般的なセキュリティ対策機能が標準搭載されている
  • クラウドネイティブな設計でDocker、Kubernetesなど各種コンテナ環境で利用できる

サービスの機能

  • APIトラフィックのルーティング機能
  • ロードバランシング機能
  • 認証・認可機能
  • トラフィック制御,レート制限機能
  • ロギング機能

サービス分野

共通基盤・汎用ツール・モジュール

サービス分類

モジュール

タグ

なし

サービス購入者

自治体、民間企業・団体

サービス紹介サイト

https://docs.konghq.com/gateway/latest/

問い合わせ先

一般社団法人データ社会推進協議会 エリアデータ基盤窓口
https://data-society-alliance.org/data-ex/area-data/contact/

導入手続き

導入手順

Kong Gatewayの以下GitHubサイトからオープンソースソフトウェア(OSS)を入手。
https://github.com/Kong/kong

一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)の以下ホームページで公開されている各種ガイドラインを参考に導入。
https://data-society-alliance.org/data-ex/area-data/module/manual/

価格(ご参考)

OSSのためモジュールの利用は無償。
初期導入費、運用や保守費用は、委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。
※クラウド基盤サービスを利用する際の基盤運用費等は別途必要。

導入にかかる所要時間(ご参考)

委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。

サポート体制(導入時・導入後)

サポートあり(導入時、導入後)
※一般社団法人データ社会推進協議会 エリアデータ基盤窓口による。

導入実績

導入自治体数

19 ※デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE2/3の自治体のうち(令和3年度補正予算/令和4年度第2次補正予算)

導入自治体名

江別市、会津若松市、群馬県、前橋市、焼津市、京都府、茅野市、朝日町、更別村、津山市、下関市、山口市、能美市、鳥取県
狛江市、東村山市、那須塩原市、福島県、姫路市

その他

本モジュールは、令和3年度にデジタル庁が実施した「生活用データ連携に関する機能等に係る調査研究」において定義されたデータ連携基盤のコアとなるデータ仲介機能等の要件を満たし、「コアとなる部品」としてデジタル庁が推奨するオープンソースソフトウェアである。