ブローカー(パーソナル)「パーソナルデータ連携モジュール」

サービス/システム

サービス概要

パーソナルデータ連携モジュールは、サービス事業者が保有しているパーソナルデータを、目的別の個人同意に基づき組織をまたがって共有できるAPIを提供するブローカーモジュール。

サービスの特性/優位性

  • データ分散管理方式を採用しており、データ提供元・データ流通事業者双方にとっての事業者参入・連携ハードルを低減し、エコシステム形成を促進することが可能
  • 利用目的別にデータ連携先を同意機能を有しており、個人にとって分かりやすいデータ流通を実現可能
  • データカタログシステムによって、データ構造の定義、データ項目の管理、データの利用というサイクルが実現可能

サービスの機能

主たる機能は以下の通り。
  • データ蓄積:サービス事業者がパーソナルデータを蓄積する機能
  • データ共有:サービス事業者が別サービス事業者へデータを共有する機能
  • 同意管理:個人がデータ蓄積およびデータ共有に対して、同意状態を管理する機能
  • パーソナルデータ管理:個人が蓄積されている自身のデータについて所在・内容・利用状況等を把握する機能
  • アクター管理:基盤運営者が個人利用者およびサービス事業者を管理する機能

サービス分野

共通基盤・汎用ツール・モジュール

サービス分類

モジュール

タグ

なし

サービス購入者

自治体、民間企業・団体

サービス紹介サイト

https://github.com/Personal-Data-Linkage-Module

問い合わせ先

下記GitHubをご参考の上、適切な連絡先にお問い合わせ願います。
https://github.com/Personal-Data-Linkage-Module#%E9%80%A3%E7%B5%A1%E5%85%88

導入手続き

導入手順

一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)の以下ホームページで公開されているオープンソースソフトウェア(OSS)を入手。
同ページに公開されている各種ガイドラインを参考に導入。
https://data-society-alliance.org/data-ex/area-data/module/manual/

価格(ご参考)

OSSのためモジュールの利用は無償。
初期導入費、運用や保守費用は、委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。
※クラウド基盤サービスを利用する際の基盤運用費等は別途必要。

導入にかかる所要時間(ご参考)

委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。

サポート体制(導入時・導入後)

サポートあり(導入前、導入後) 概要等に関する質問は、一般社団法人データ社会推進協議会 エリアデータ基盤窓口に、技術的な質問は、OSSコミュニティ のGitHubおよびSlackへお問い合わせください。

導入実績

導入自治体数

8 ※デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE2/3の自治体のうち(令和3年度補正予算/令和4年度第2次補正予算)

導入自治体名

朝日町、養父市、更別村、群馬県、能美市、那須塩原市、会津若松市、姫路市

その他

本モジュールは、令和3年度にデジタル庁が実施した「生活用データ連携に関する機能等に係る調査研究」において定義されたデータ連携基盤のコアとなるデータ仲介機能等の要件を満たし、「コアとなる部品」としてデジタル庁が推奨するオープンソースソフトウェアである。