めぶくIDデータ連携基盤

めぶくグラウンド株式会社

サービス/システム

サービス概要

スマートシティリファレンスアーキテクチャホワイトペーパーで定義する都市OSに準拠した構成で、「共通ID認証」と「非パーソナルデータ・パーソナルデータのデータ連携」に対応したデータ連携基盤。

サービスの特性/優位性

  • マイナンバーカードをトラストアンカーとしてスマートフォン端末のHSM内で秘密鍵・電子証明書を発行してデジタルIDとして利用し、不正利用を防止。電子証明書は電子署名法に基づく認定認証業務として発行され、利用者ごとに利用者識別番号が割り当てられ、IDをサービス間で共有可能
  • 電子証明書を発行するためのアプリ等を自治体や企業に対して提供可能であり、速やかに発行主体として運用可能
  • 本人の情報提供の同意を簡単かつ安全に設定できるダイナミックオプトイン機能を携え、データ連携基盤を介して認可されたデータだけがサービス間で流通する仕組みを実現
  • 地域通貨や地域ポイントをはじめとする決済機能もサービスの一部として提供可能(予定)

サービスの機能

データ連携基盤は、以下の機能で構成。
  • データ仲介機能(ブローカー):推奨モジュールの FIWARE Orion Context Broker を利用
  • オプトイン管理機能:利用者のダイナミックオプトイン情報や事業者サービス情報を管理
  • データ連携許可機能:パーソナルデータのサービス間データ連携時の認証認可を管理
  • API ゲートウェイ:推奨モジュールである Kong Gateway を利用し、独自開発の FPoS Serverと連携してユーザーのログイン認証や署名データの認証・管理に必要な各リクエストの振り分け

タグ

なし

パーソナルデータ取扱可否

非パーソナルデータ取扱可否

安全安心の設計留意点

  • 個人情報を含むデータの保持、通信において、すべてのデータをHSMなどの活用や暗号化の処理等を通して不正利用を防いでいる
  • マイナンバーカードを用いた本人確認および電子証明書を用いた当人認証により、利用者なりすましのリスクを低減している
  • データ連携基盤上にデータを保持しない設計をしている

サービス紹介サイト

https://www.climb-net.co.jp/news-02/9073/

問い合わせ先

mebuku-info@mebukuba.jp

マイナンバーカード連携

マイナンバーカード連携

導入手続き

価格(ご参考)

開発費:カスタマイズ費用のみ(別途相談)
ID利用料(予定):1自治体あたり以下のとおり
  • ID基盤利用料:20万円/月
  • データ連携基盤利用料:20万円/月

無料トライアルの有無

なし

導入にかかる所要時間(ご参考)

申込から2週間

サポート体制(導入時・導入後)

サポートあり(導入研修、導入後サポート窓口)

導入実績

導入自治体数

3

導入自治体名

江別市
前橋市
大村市(R5年度導入予定)

その他

データ連携基盤の構想や取り組みに関する新聞・ニュースメディア等の報道・掲載実績多数(日本経済新聞、前橋新聞、上毛新聞、Yahoo!ニュース等)

特筆すべき事例(詳細)

群馬県前橋市(2022年3月導入):「まえばし暮らしテック事業」でデータ連携基盤を導入。
  • 10の官民サービスにおいてMNCを利用した共通IDでの認証を実現し、データ連携基盤を活用したユースケースを開発
  • 市民ダッシュボードとアレルギー情報サービス、母子健康手帳、共助学育サービスがそれぞれ接続することでパーソナルデータをダッシュボードに表示することができ、市民ひとりひとりにカスタマイズされた情報を提供している。パーソナルデータ連携に際しては本人による情報提供の同意をON/OFFできるダイナミックオプトイン機能を携えており、データ連携基盤を介して認可されたデータだけが流通する仕組みを実現している
  • データ連携基盤を介して前橋市の非パーソナルデータであるイベント情報を群馬県の運営するGunMaaSに連携することで、都市を超えた行政オープンデータ活用を実現している

北海道江別市(2022年3月導入):「江別市生涯健康プラットフォーム推進事業」でデータ連携基盤を導入。(前橋市の横展開)
  • めぶくグラウンド株式会社が提供するデータ連携基盤を用いてユースケースを開発
 ※他都市で構築したデータ連携基盤に横展開する形での導入でありイニシャルコストを低減したうえでの導入を実現
  • 相互に関連する3つの健康関連サービスによって市民が生涯健康で過ごせるためのプラットフォームを推進
  • また、アプリケーションと連動するウェアラブルデバイスである「eウォッチ(日々の健康情報を記録可能なスマートウォッチ)」も提供
  • 全体のサービスの中でのフロント(取りまとめ機能)を有するeダイアリーに集積されているeウォッチのデータを、具体的な健康関連のアクションを推奨するアプリであるeライフトレーナーに連携している。eライフトレーナーではeダイアリーから連携されているデータも基にしながら、具体的な健康関連のアドバイスを提供している

企業情報

事業者名

めぶくグラウンド株式会社

住所

群馬県前橋市表町2-30-8 AQERU前橋 6F

設立年

2022年

代表者名

曽我 孝之

セキュリティ認証

なし

企業情報のURL

https://mebukuba.jp/