大阪広域データ連携基盤(ORDEN)
大阪府
サービス/システム
サービス概要
スマートシティリファレンスアーキテクチャホワイトペーパーが定義する都市OSに準拠した構成で、都市OSで定義されるポータルサイト、非パーソナルデータとパーソナルデータの両方に対応したデータ連携基盤を具備する。
サービスの特性/優位性
コミュニケーション基盤とデータ連携基盤の2つの要素から構成される。
①コミュニケーション基盤
②データ連携基盤
①コミュニケーション基盤
- ID基盤、ポータルから構成され、主にパーソナルデータの流通を担う。ID基盤ではマイナンバーカードの電子証明書を活用したIDを発行し、様々なサービスの共通IDとしての利用や認証連携によるシングルサインオンを実現する。
- 取得したパーソナルデータは利用目的同意のもと連携可能。(個人情報保護法を順守した法的体系整理済。)
- ポータルではID情報に基づき、パーソナライズ配信(個人を特定した配信)などの情報提供が可能。
②データ連携基盤
- 非パーソナルデータの流通を担い、データカタログとして情報の整理・表示やGUI/APIによるデータ提供・取得が可能。
サービスの機能
- ID基盤:認証認可、ユーザ管理、許諾管理、ID連携、マイナンバーカード認証
- ポータル:パーソナライズ、コンテンツ管理、情報配信
- 市町村業務システム連携:連携情報の市町村振り分け、LG-WAN接続、突合処理、配信処理
- データ連携基盤:データ仲介・データ管理
タグ
なし
パーソナルデータ取扱可否
可
非パーソナルデータ取扱可否
可
安全安心の設計留意点
スマートシティセキュリティガイドラインに基づいたセキュリティ対策(認証、暗号化、不正アクセス防止・検知、セキュリティ監視等)を行っている。
マイナンバーカード連携
マイナンバーカード連携
可
導入手続き
価格(ご参考)
別途相談
無料トライアルの有無
別途相談
導入にかかる所要時間(ご参考)
別途相談
サポート体制(導入時・導入後)
別途相談
導入実績
導入自治体数
2
導入自治体名
- 大阪府
- 堺市(一部機能を利用)
その他
「大阪府・大阪市スーパーシティ型国家戦略特別区域 区域計画」に記載されており、内閣府より認定を受けた特定事業の一つ。
特筆すべき事例(詳細)
■ 大阪府(2024年3月 ODPOリリース)
■大阪府(2024年8月 my door OSAKAリリース)
- 大阪府にて、2024年3月より「②データ連携基盤」を活用した官民のデータ流通を実現するプラットフォームとして、ODPO(Open Data Platform in Osaka)をリリース。
- 様々なステークホルダやシステムに点在する情報やデータをデータカタログとして集約し、一元的に管理。データ提供者/利用者はデータカタログサイト上で、API・GUIによるデータ提供・取得が可能。
- 大阪府内の行政データの流通はもちろん民間企業のデータ流通も行っている。
■大阪府(2024年8月 my door OSAKAリリース)
- 大阪府にて、2024年8月より「①コミュニケーション基盤」を活用した総合行政ポータルとして、my door OSAKAをリリース。
- 個人に合わせた最適な情報発信やオンライン行政手続等を提供するポータルサービス。
- まずは大阪府と堺市においてサービスを開始し、今後はサービスを提供する市町村やサービス内容の拡充を進めていく予定。
企業情報
事業者名
大阪府
住所
大阪府大阪市中央区大手前二丁目
設立年
1868年
代表者名
吉村洋文
セキュリティ認証
自治体のため無