ブローカー(非パーソナル)「NGSI v2 FIWARE Orion」

サービス/システム

サービス概要

FIWARE Orionは、個人に紐づかないデータ(非パーソナルデータ)を蓄積、または分散管理し、サービス間のデータ流通を制御するAPIを提供するブローカーモジュール。データ参照やデータ更新などのコンポーネント間・システム間データ連携に必要な機能を提供する。

サービスの特性/優位性

  • オープンソースソフトウェアで、特定のクラウドサービスに依存せず任意のオンプレ/クラウド環境にて無料で利用できる
  • クラウドネイティブな設計でDocker、Kubernetesなど各種コンテナ環境で利用できる
  • Pull型およびPush型の両方のデータ仲介方式に対応しており、データ連携基盤への適合性が高い

サービスの機能

  • データ蓄積機能
  • データ分散機能
  • 更新通知機能

サービス分類(大)

共通基盤・汎用ツール・モジュール

サービス分類(小)

モジュール

タグ

なし

サービス購入者

自治体、民間企業・団体

サービス紹介サイト

https://github.com/telefonicaid/fiware-orion

問い合わせ先

一般社団法人データ社会推進協議会 エリアデータ基盤窓口
https://data-society-alliance.org/data-ex/area-data/contact/

導入手続き

導入手順

FIWARE Orionの以下GitHubサイトからオープンソースソフトウェア(OSS)を入手。
https://github.com/telefonicaid/fiware-orion

一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)の以下ホームページで公開されている各種ガイドラインを参考に導入。
https://data-society-alliance.org/data-ex/area-data/module/manual/

価格(ご参考)

OSSのためモジュールの利用は無償。
初期導入費、運用や保守費用は、委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。
※クラウド基盤サービスを利用する際の基盤運用費等は別途必要。

導入にかかる所要時間(ご参考)

委託するデータ連携基盤の構築事業者により異なる。

サポート体制(導入時・導入後)

サポートあり(導入時、導入後)
※一般社団法人データ社会推進協議会 エリアデータ基盤窓口による。

導入実績

導入自治体数

34 ※デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE2/3の自治体のうち(令和3年度補正予算/令和4年度第2次補正予算)

導入自治体名

会津若松市、群馬県、前橋市、秩父市、山梨県、浜松市、焼津市、京都府、豊能町、加古川市、西粟倉村、高松市、茅野市、朝日町、養父市、愛媛県、江別市、更別村、津山市、養老町、仙台市、広島県、東広島市、佐賀市、下関市、山口市、能美市、鳥取県、狛江市、東村山市、那須塩原市、奈良県、福島県、札幌市  

その他

本モジュールは、令和3年度にデジタル庁が実施した「生活用データ連携に関する機能等に係る調査研究」において定義されたデータ連携基盤のコアとなるデータ仲介機能等の要件を満たし、「コアとなる部品」としてデジタル庁が推奨するオープンソースソフトウェアである。